2014年10月01日
屋久島レポ
琉球列島は、住んでいる生き物たち(生物相)の違いにより、北琉球・中琉球・南琉球にわけられます。
「北琉球の動物に会いたい…。」
ということで、我慢できず九月のはじめに屋久島へ行って来ました。
目的の動物はヘビ
あ、いや、もちろんヤクシマザルとヤクシカです。と言っておきます(笑)
肝心のサルとシカは初日から見る事ができましたので、それらについて簡単にレポートします。
初めて見た野生のサル。
この個体は距離が有ったにも関わらず威嚇してきて、それに怯んでしまい去り際しか撮れなかった…。
道の真ん中でくつろぐサル達。
こうした光景も比較的よく見られました。
こちらもある程度の距離を保っているのですが、たまに死角から至近距離まで近づいてくる個体もいて驚かされます。
禁止されているとはいえ、餌を与える人がいるのでしょうね。
何かを期待するようにこちらに注目して、しばらくすると去って行きます。
シカの観察も容易にできました。
撮影はできませんでしたが、サルが樹上で採餌し、下でシカが落ちて来た葉や屑を食べるという行動も観察する事もできました。
微笑ましい関係ですが、現地で活動している方に森の中を案内してもらった際、ディアライン(シカが届く範囲のものほとんどを食べてしまい、林床などがスカスカになってしまうこと)について教わり色々と考えさせられました。
滞在中、野外散策という面ではサルとシカには困らなかったので、殆どの時間はヘビ探しに費やしました^^
しかし、ニホントカゲやカナヘビは沢山いますが、ヘビはなかなか見つからず…。
どうにか見る事ができたのはシマヘビ一種類でした。
カラスヘビと呼ばれている黒化型の個体。
最初のサルの群れより、これを見つけた時のほうが興奮したというのは内緒です。
「サルやシカやヘビなど、北琉球の屋久島には本土と近い種類の動物がいる」と説明するのは難しい事ではありませんが、実際はそんなに単純ではなく、沖縄で聞き覚えのある鳥やセミの鳴き声が入り交じり混乱してしまいました。
事前にもう少し調べておけば良かったのです。
とりあえず頭の中を整理しなくてはなりません。
さて、あと少しで琉球弧ゾーンの公開ができるようになります。そこにはヤクシマザルも仲間入りする予定です。
サル同士のやりとりや、力関係などが観察できると思います。
乞うご期待。
「北琉球の動物に会いたい…。」
ということで、我慢できず九月のはじめに屋久島へ行って来ました。
目的の動物はヘビ
あ、いや、もちろんヤクシマザルとヤクシカです。と言っておきます(笑)
肝心のサルとシカは初日から見る事ができましたので、それらについて簡単にレポートします。
初めて見た野生のサル。
この個体は距離が有ったにも関わらず威嚇してきて、それに怯んでしまい去り際しか撮れなかった…。
道の真ん中でくつろぐサル達。
こうした光景も比較的よく見られました。
こちらもある程度の距離を保っているのですが、たまに死角から至近距離まで近づいてくる個体もいて驚かされます。
禁止されているとはいえ、餌を与える人がいるのでしょうね。
何かを期待するようにこちらに注目して、しばらくすると去って行きます。
シカの観察も容易にできました。
撮影はできませんでしたが、サルが樹上で採餌し、下でシカが落ちて来た葉や屑を食べるという行動も観察する事もできました。
微笑ましい関係ですが、現地で活動している方に森の中を案内してもらった際、ディアライン(シカが届く範囲のものほとんどを食べてしまい、林床などがスカスカになってしまうこと)について教わり色々と考えさせられました。
滞在中、野外散策という面ではサルとシカには困らなかったので、殆どの時間はヘビ探しに費やしました^^
しかし、ニホントカゲやカナヘビは沢山いますが、ヘビはなかなか見つからず…。
どうにか見る事ができたのはシマヘビ一種類でした。
カラスヘビと呼ばれている黒化型の個体。
最初のサルの群れより、これを見つけた時のほうが興奮したというのは内緒です。
「サルやシカやヘビなど、北琉球の屋久島には本土と近い種類の動物がいる」と説明するのは難しい事ではありませんが、実際はそんなに単純ではなく、沖縄で聞き覚えのある鳥やセミの鳴き声が入り交じり混乱してしまいました。
事前にもう少し調べておけば良かったのです。
とりあえず頭の中を整理しなくてはなりません。
さて、あと少しで琉球弧ゾーンの公開ができるようになります。そこにはヤクシマザルも仲間入りする予定です。
サル同士のやりとりや、力関係などが観察できると思います。
乞うご期待。
Posted by 沖縄こどもの国OkinawaZoo&Museum at 13:05
│沖縄の自然