沖縄こどもの国スタッフはいろいろやります

実習生などがこどもの国スタッフの働きっぷりを見て、「そんなことまでできるんですか」とびっくりすることもよくあります

先日、インドゾウの琉花ちゃんのおめでたの記事をアップしましたが、そこで紹介した神棚をこのたび、パワーアップさせていただきました



設計して計測するアザマ飼育員



のこぎりギコギコ



どうするば～



どうするば～



悩むアザマ飼育員



完成

すごいですよね

そして、琉花ちゃんへの安産祈願のためにお守りやお便りをくださったみなさま、市原ゾウの国様、本当にありがとうございます

いただいたものは、神棚に飾らせていただいております。

毎日お参りしています、本当にありがとうございます
  

ヒトにしてみたら、全然小さくないのですが・・・



インドゾウの琉花ちゃんにとって小さな生き物

その小さな生き物に慣れてもらおうと思って与那国馬のなびぃちゃんがぐいっとやってきました

この写真で、感が良い方はわかったりしましたか

そうです、琉花ちゃんが赤ちゃんを産んだ時に、小さな赤ちゃんにびっくりしないように、まずは似たようなサイズの生き物に慣れてもらおうとなびぃにお手伝いしてもらっているのです

普段から、琉花ちゃんもなびぃも園内でおさんぽしている時に出会っているので２頭は顔見知り

琉花もなびぃも特に気にしていません



お次は、ふれあい広場の島ヤギのポチに会いにきました

琉花ちゃんは、園内散歩の時、ふれあい広場のがじゅまるで道草を食っているので、ヤギたちも顔見知り



ぐいぐいといろいろな所に歩いていくポチに琉花ちゃんが引っ張られていました

この様子を見ていると、とっても優しいお母さんになってくれそうな琉花ちゃん

野生では、お母さんやおばあちゃん、おばさん、お姉ちゃんなどたくさんの先輩ゾウさんが子育てについて教えて助けてくれます

現在、こどもの国ではゾウは群れでは飼育していないので、琉花ちゃんは子育てについて教えてもらう先輩がいません。

しかし、飼育員がその家族のかわりになり、琉花ちゃんたちを支えていきたいと考えています

琉花ちゃんとおなかの赤ちゃん、順調です
  

このたび、インドゾウの琉花ちゃんのおなかの中に赤ちゃんがいることがエコー検査によりわかりました

人の耳には聞こえない音を、体の表面からあてて、体の中の様子を画像として見ることができるエコー検査



２０１３年５月１７日に初めての交尾に成功

その時から、私たちスタッフはドキドキワクワクしていていたのです



これは琉花ちゃんのおっぱいです

２０１３年５月２２日に撮影した写真

交尾のあとすぐですね

いつもとかわらないおっぱい



これは２０１３年１１月２３日に撮影したおっぱい

こころなしか膨らんでいる

みんなの期待もどんどんふくらんでいきます



ゾウ担当飼育員唯一のお子さんがいらっしゃるフクハラ飼育員にあやかろうと、いつのまにかゾウ舎に神棚が作られていました

だんだんと安産祈願のお守りがふえていきます



毎日のお参りが日課だそうです

ドキドキワクワク



そして

先日、２０１４年２月５日

琉花ちゃんのエコー検査が実施されました

小さな赤ちゃんがそのエコー画像の中にはっきりと

もしやもしやとみんなが考えていたゾウの赤ちゃん、このエコー検査ではっきりと確信することができました



琉人くんもお父さんになりますよ～



２００７年１２月２６日にインドからやってきた琉花ちゃんと琉人くん

こんなちっちゃかったよね～、琉花ちゃん



琉人くんもこんなにちっちゃかった



琉花ちゃんが大好きな琉人くん

琉花ちゃんは今、１３才（２０００年５月２２日生まれ）、琉人くんは、１１才（２００２年１１月２２日生まれ）。

ゾウさんの妊娠期間は、約２２ヶ月といわれていますが、早ければ２０ヶ月ともいわれています。

出産予定日は２０１５年３月頃を予定しています



これからも、琉花ちゃん、琉人くん、そしておなかの中の新しいいのちを、ゆっくり見守っていきたいと思います。

みなさんも、いっしょに応援してくださったら嬉しいです

  

２月１日・２日、沖縄こどもの国では「旧正月もちつき大会」が開催されました



もちつきトップバッターを飾ってくれたのはインドゾウの琉花ちゃんとゾウ担当飼育員

めっちゃ上手になっていました

ちゃんともちつきになっていました

琉花ちゃんのお利口さんさとゾウ担当飼育員の努力には毎回びっくりさせられます



琉花ちゃんがついたおもちを、質問してくれた男の子にあげてもらいました～

おもちを食べた琉花ちゃん、これで今年１年も元気いっぱいでいてくれますね



最後に、インドゾウの琉花ちゃんと琉人くんが沖縄に来て、一般公開されてから７周年ということで、７本のフラフープをまわしてもらいました

とっても上手にまわしていた琉花ちゃんですが、ぶっつけ本番だったのです

今までまわしたことがあるのが３本まで・・・。

司会進行の私と琉花ちゃんに指示をだしていたナカモト飼育員、気が気じゃありませんでしたよ

琉花ちゃん、ありがとうぅぅぅ～



さぁ、すぐにヒト用のもちつきの準備です

男性スタッフのオナガとカズマは、もち米を杵でつく前にこねておく役割です

これがまたまためちゃくちゃ大変だったようで・・・一日が終わるころには握力がなくなっていたそうです



そんな影の努力があるからこそ、たくさんのお客様の笑顔が見れました～

それがこどもの国スタッフの一番のご褒美

おもちつきをしたことある子もしたことない子もとっても楽しそうにもちつきしてくれましたよ




ついたおもちはみなさんにふるまいました



「おいしそう・・・」

口之島牛のしのぶ、与那国馬のどぅなん、島ヤギのせいこ

他には沖縄在来豚の展示も行っておりました

沖縄では、こういった沖縄の在来家畜たちがおうちに飼われていてとても身近な存在だったのです

今回もエサやり体験を行っていて大人気



サクラサクコースター作り

ちょうどサクラ見てきたばかりですよ～と話してくださるお客様がたくさんいらっしゃってこちらも大盛況でした

季節ごとに見られる植物や生き物がいること知ってもらいたいなと思っていたサクラコースター作り

サクラだけでなく、それにやってくる鳥やコウモリもいるよとお話していたらびっくりされていたので、これからはもっとサクラ見るのが楽しくなってくれたら嬉しいですよね




草あみおもちゃつくりも大盛況

たらいが宝箱のように見えちゃいますよね



にらい芸能塾さんによる三線演奏

とても素敵でした、ありがとうございました

こどもたちが三線を演奏してくれたのですが、とっても上手これは憧れちゃいますよ～



まだあるか

黒糖作り体験も行いました

与那国馬のどぅなんが砂糖車（さーたーぐるま）をまわすと、歯車のあいだに入れたサトウキビが絞られるという仕組み



こどもたちも実際に体験

ぐるぐるまわる歯車にめりめり絞られていくサトウキビ、見ていると面白くてずっとやり続けちゃいます



え～っと砂糖車で全部絞るのは大変なので、今と昔を知ってもらうためにも、現代のサトウキビ搾り機にも登場願いました

みなさん、口をそろえて「すご～い」と（笑）



糖度測って、PH整えて、ひたすら煮詰めて（それが時間かかっちゃうんですが・・・）、黒糖かんせ～～～～い

ちゃんとバットにとった黒糖もあるのですが、みんな鍋からごりごりとこそげとって食べていました

「鍋ふち」というらしいのですが、確かにこっちの方がおいしく感じるね（笑）

みなさま、たくさん楽しんでいただけましたでしょうか

草あみおもちゃ作りをはじめ、いろいろなところでイベントを手伝ってくださったボランティアのみなさま、本当にありがとうございました

沖縄のこと、他の地域のこと、自然のこと、これからも沖縄こどもの国では楽しみながら知ってもらうためにいろいろ企画していきますね



今回、くやしかったこと・・・。

２日目の黒糖が上手く固まりませんでした

もっと精進いたします



終わってからほっと一息、嬉しかったこと

サクラサクコースターの見本をもらっちゃいました

サクラとメジロかわいいなぁ





  

口之島牛のしのぶくん、現在じっくりと筋トレ中

牛すごいなぁ、こんな坂も結構がつがつのぼっていきます



まだあまり長い時間持たないんですけどね～

休憩中のしのぶに、調教が終わったチョランンマルのマールがふんふんと寄ってきました

マールから近寄っていったのに、すぐぷいっとしちゃいました

ちょっとさびしいしのぶ



「ヤマシタさんの方がいい～」

安心したマールは立ったまま寝てしまいました

ウマは立っているけど、寝ている時があるので彼らの表情に注目してくださいね