孵化してから１０日後の時点で甲長約４０ミリ。
縁甲板のギザギザが可愛すぎます。
自然下では落ち葉などに擬態するのに役立つのでしょう。


沖縄こどもの国では三年連続の繁殖となります。
左から、今年生まれ、去年生まれ、一昨年生まれです。
ゆっくり成長していくのがよくわかりますね

さて、これから飼育担当スタッフには大事な仕事があります。
それは、餌をちゃんと食べているか確認するというもの。
幸い、餌として与えたコオロギやワラジムシが無くなっているので、一安心しております。
なお、今年生まれた個体の展示は今の所予定しておりません。
爬虫類館内では一昨年に生まれた子ガメを展示しています。


リュウキュウヤマガメは国の天然記念物に指定されており、許可なく捕獲などをすることはできません。
また、ワシントン条約でも国際的にその取引が規制されています。
本来の生息地（沖縄島北部、久米島、渡嘉敷島）でリュウキュウヤマガメを見つけた時は捕まえたりせずに見守ってあげてくださいね。