2012年10月06日

秋の鳴く虫

おとつい、鳴く虫観察会の講師の村山さんと、沖縄こどもの国のゆかいな仲間たちと、観察会会場として考えている沖縄こどもの国園内を下見いたしました。

一番最初の鳴き声は・・・「カマドコオロギ」。

「ネッタイオカメコオロギ」

「タイワンクツワムシ」

ちょこっと聞いただけでわかる村山さん。

頑張って聞き分けるゆかいな仲間たち。

気をつけてちゃんと聞いてみれば、だんだんいろいろな虫の声が聞こえてきます。

楽しくなってきた♪

そしていろいろな鳴く虫のお話を聞きながら、贅沢なひと時は続きます。

秋の鳴く虫

そして、姿も見せてくれた「ダイトウクダマキモドキ」。

このクダマキモドキの仲間はメスも鳴くんだそう。

鳴く虫ってオスしか鳴かないと思い込んでました。

「へぇ~。」とうなずくばかり。

秋の鳴く虫

よく見たら翅が葉っぱみたい。すっごいきれいかもしれません!

秋の鳴く虫

マダコとよく呼んでいるマダラコオロギ。

秋ですねぇ。

コオロギとつきますが、マツムシの仲間なんです。

顔がコオロギじゃないですね。

今日はたくさん鳴いていました。

秋の鳴く虫

「シロアゴガエル(特定外来生物)」

樹上性のカエルでして、樹上性っぽいとこにいてくれました。

暖かい時期に産卵するカエルですが、そろそろ繁殖期は終わりのようですね。

秋の鳴く虫

おやすみ中の「オキナワキノボリトカゲ」

キノボリは、ヘビなどの外敵が寝てる間に近づいてきても、振動でわかるように、こんな枝の先に寝るんです。

秋の鳴く虫

さらに、おやすみ中の「オキナワハンミョウ」。

こいつは近づいてよ~く見ようとするとひらひらと2,3m先に飛んじゃいます。

それを繰り返すので、いつのまにかどこかに案内されているようだってことでミチオシエなんていいます。

おやすみ中なので、ゆっくり写真を撮らせてくれました。

そんなこんなで、だいたい10種類以上の鳴く虫たちの声を聞くことができました。

「フタイロヒバリ」っていうきれいな鳴く虫がいるのですが、これも園内に結構いるんだってことを初めて知りました。

自分が見ているものと違うものに興味ある人といきもの探しをすると、自分が普段気づかないものに出会えるので、とても楽しいですよ!!

ヒトを通して見てみる自然も意外と楽しいもの。ヒトによって見ることができる自然はかわってきます。

秋の夜長に、いっしょに虫の声を聞いてみませんか?

「秋の鳴く虫観察会」参加者募集中です!

秋の鳴く虫




Posted by 沖縄こどもの国OkinawaZoo&Museum at 12:59