第12回琉球競馬「ンマハラシー」

沖縄こどもの国OkinawaZoo&Museum

2016年06月06日 16:44

5月29日(日)、
今年度第1回目となる琉球競馬「ンマハラシー」が行われました

文句なしの最高の天気
絶好のンマハラシー日和でした♪


開会の合図とともに、
こどもの国のンマたちが勢いよく登場しました!

与那国馬の「なびぃ」(騎乗者サッシーさん)と
済州馬の「ナナミ」(騎乗者やまもとあきらさん)です!

まず初めこの2頭で行う
デモンストレーション


今回は、ンマに乗る人が
馬上盃(ばじょうはい)と呼ばれるお酒を入れる杯を持って行います!
(中に入っているのはお水です。)






馬上盃に入った水をいかにこぼさずに走れるか、ということで
ンマの走り方の違いにも注目しながら観てもらいました!

通常、ンマは「斜対歩」という、右前肢と左後肢、左前肢と右後肢が
ほぼ同じタイミングで動く走り方をします。
この走り方をする場合、ンマが走った時の振動が騎乗者に直接伝わります!

そのため、「斜対歩」で走るなびぃに騎乗していたサッシーさん、
馬上盃からお水をバッシャンバッシャンこぼしていました。(笑)




その一方で、ナナミが得意とする「側対歩」という走り方は
右前肢と右後肢、左前肢と左後肢が同時に動く走り方をします。
この走り方は、なんと言っても振動が少なく、とても乗りやすいです!

そのため、ナナミに騎乗している
こどもの国のイケメン飼育員、やまもとあきらさん
ほとんど水をこぼしておりません。

このドヤ顔。(笑)




さぁ、それではいよいよ!
試合開始です

今回はこどもの国のンマを含めて全29頭のンマたちによる競技が行われました!
しかも、今回はいつにも増して
子供たちの参加がとても多い大会となりました



大人顔負けの堂々とした乗りっぷりを見せつけてくれました!
彼らの今後の成長が楽しみです





そして、気になる決勝戦は…
なんと、またまた因縁の対決となりました!
済州馬の「ナナミ」と、
そして、前回優勝馬となりました与那国馬「どぅなん」の対決です



ナナミは優雅な「側対歩」でゴールまで走りぬきました!
ナナミの後を追う形でスタートとなったどぅなんも
持ち味のスピードで怒涛の追い上げを見せ、
2頭ともほぼ同時のゴールとなりました



気になる審査員の判定は…


なんと満場一致で「ナナミ」が選ばれ、
今大会優勝は沖縄こどもの国の「ナナミ」となりました!!!



ナナミに騎乗する飼育員やまもとあきらさん、
このドヤ顔。(2回目)


ナナミ、やまもとあきらさん
おめでとうございます


次回のンマハラシーは9月25日を予定しております!
このアツい戦いを皆さん、ぜひ見に来てください!!



☆第12回ンマハラシー
優勝 :沖縄こどもの国 ナナミ(騎乗者:やまもとあきらさん)
準優勝:沖縄こどもの国 どぅなん(騎乗者:サッシーさん)
第3位:琉球大学馬術部 まんがたみー(騎乗者:ファブリス・ノエミさん)






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